こんにちは「肥溜め」管理人の「💩 うんち」です。
この度 SYNCROOM Plusの v1.9.0 をリリースしたので情報をまとめます。
はじめに
SYNCROOM Plus v1.9.0 では権限の追加が必要になったため、アップデートが行われると無効状態になります。「権限の許可」を行って有効にする必要がありますので、ご対応お願いいたします。
- Google Chromeの右上の「エラー」をクリック
- 「権限の許可」をクリック
なぜ権限の追加が必要に?
突然「エラー」と表示されてびっくりされた方もいらっしゃるかもしれません。エラーが表示されるのはGoogle Chromeの正しい動作なのでご安心ください。
また「アクセスしたウェブサイト上にある自分の全データの読み取りと変更」という権限に「許可していいものか」と迷った方もいらっしゃるかと思います。
こちらは今後新しい機能を追加していくためにやむを得ず必要となったものです(具体的には独自ウェブAPIの利用のためで、詳細は後述します)。
SYNCROOMプレイヤーズサイトの機能拡張以外の処理は一切行っておらず、Google、Microsoft、Mozillaの審査をきちんと通過したものですのでご安心ください。
何が変わったの?
SYNCROOM Plus v1.9.0 では見た目に大きな変更はなく、機能自体も追加や変更はありません。
しかし、裏側の処理を大きく改善しました。
そのひとつに独自ウェブAPIへの移行が含まれています。
SYNCROOM Plus はこれまで YAMAHA 製のウェブAPIを使用していました。
このAPIは SYNCROOM Plus のために用意されたものではありません。
そのため、利用者側の端末で多くの処理を行うことで様々な機能を実現していました。
力技で実現しているものもあり、新しい機能を追加するたびに利用者の端末の負荷が増えていたのがこれまでです。
このままではこれ以上の機能追加は難しいと判断し、今回独自のウェブAPIの開発に至りました。
独自のウェブAPIの開発はとてもうまく行き、 SYNCROOM Plus の性能改善に大きく貢献しています。
測定結果は以下のとおりです。
- 拡張機能本体の容量 → 60%削減
- 初回読み込み時間 → 40%削減
- メモリ使用量 → 33%削減
- 通信容量 → 33%削減
- CPU負荷 → 10%削減
正直こんなに改善できるとは思っていなかったので自分自身驚いています。
また、複雑だった処理がシンプルになったことで機能追加がしやすくなりました。
諦めていた機能も追加が可能になり、さっそく次のバージョンの開発に取り組んでいます。
SYNCROOM Plus はまだまだ進化していきますので楽しみにしていてください。
権限の許可が心配な方へ
SYNCROOM Plusのソースコード(プログラム)は変更履歴を含めてすべて公開しています。
悪意のあるプログラムが埋め込まれているか、脆弱性が存在するかどうかの調査は第三者でも可能です。
また、Chromeウェブストアで以下のポリシーを宣言させて頂いております。
- 承認されている以外の用途で第三者に販売しないこと
- アイテムの中心機能と関係のない目的で使用または転送しないこと
- 信用力を判断する目的または融資目的で使用または転送しないこと
Chromeウェブストアの「プライバシーへの取り組み」からご確認いただけます。
気になることや要望がございましたら不具合・要望フォームかTwitterのDMまでご連絡ください。
最後に
SYNCROOM Plus はレビュー評価5を目指しています。
気に入っていただけた方は以下のページからレビューを投稿していただけるととても励みになります。
「肥溜め」はこれからも利用者への配慮を忘れずに開発を続けてまいります 💪
今後とも宜しくお願いいたします。